[J2新潟]4位まで混戦、上位食い込みを 3日アウェー熊本戦

新潟日報
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[J2新潟]4位まで混戦、上位食い込みを 3日アウェー熊本戦

J2アルビレックス新潟は第8節の3日午後1時から、えがお健康スタジアムで熊本と対戦する。中3日で続く3連戦の最終戦。白星で飾り、後半ロスタイムで失点して敗れた前節のイメージを払しょくしたい。

昨季J3を制して昇格した熊本は、ここまで新潟と同じく2勝3分け2敗。3トップが前線からボールを激しく追い、素早いカウンターや細かな連係で攻めてくる。

新潟は前節千葉戦で無得点に終わったが、長短のパスを駆使して決定機はつくった。特に熊本は積極的なプレスを仕掛けてくるだけに、最終ラインの裏を一気に狙うパスは有効だ。松橋監督は「短いパス、長いパス。どちらが正しいではなく、状況に応じて(選手に)いい判断をしてほしい」と強調する。

順位は現在11位。開幕5連勝した昨季とは違い、スタートダッシュとはいかなかった。それでも4位仙台から16位秋田まで勝ち点差3に13チームがいる混戦状態で、一つの勝利で上位争いに食い込める位置にいる。古巣との対戦になるFW谷口は「楽しみ。成長した姿を見せ、勝ちたい」と語った。

◆開花待たれる多彩な攻撃

前節千葉戦は3試合ぶりにゴールを奪えなかった新潟。7節終えて8得点はリーグ12位と、攻撃力が売りのチームとしてはもの足りない。FW谷口は「もっと質を上げたい」と向上を誓う。

第5節甲府、第6節群馬との連戦で複数得点し、松橋監督は「前線の選手の連係は少しずつ構築されつつある」と手応えを口にした。一方で「攻撃、得点パターンはまだまだ広げたい」と言い、特にボランチやサイドバック(SB)が絡むシーンの増加を期待する。

堅守に苦戦した千葉戦では、後半33分にMF島田のロングパスにMFイッペイ・シノヅカが抜け出して決定機をつくった。群馬戦では右SBのDF長谷川が中央に切れ込み、スルーパスで先制点をアシストするなど、息は合い始めている。

多彩な攻撃を、あとはゴールにつなげられるか。長谷川は「いいコンビネーションは試合の中で生まれる。相手に何が有効かをみんなで共有し、ラストパスの質を求めていきたい」と意気込んだ。

●新潟日報

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