さぁゲデス合流「気持ちはすぐ試合に出られる状態」J2新潟連勝へ今日群馬戦

日刊スポーツ
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さぁゲデス合流「気持ちはすぐ試合に出られる状態」J2新潟連勝へ今日群馬戦

J2アルビレックス新潟の新外国人、FWアレクサンドレ・ゲデス(28)が25日、チームに合流した。聖籠町での練習に初参加し、パス回しやランニングで調整。185センチの長身からたたきつけるヘディングに加え、相手の背後を狙うスピードに、テクニカルなシュートも得意とする万能型。FWの軸として期待が懸かる助っ人は「得点に関わるプレーで勝利に導き、チームの最終目標(J1昇格)に貢献したい」と意気込んだ。今季初の連勝を狙うチームは26日、ホームでザスパクサツ群馬と対戦する。

緊張した表情で臨んだチーム合流初練習では時折、笑顔も見せた。「チームに合流できてうれしい。スムーズに練習に参加できた。素晴らしい人間性を持った選手がそろっている」と印象を口にした。

17日に来日。当初は22日から合流予定も、来日時の航空機同乗者の新型コロナ陽性が判明し、濃厚接触者と認定され隔離期間が延長し、この日にずれ込んだ。

「気持ちはすぐ試合に出られる状態だが、長くプレーから離れているので徐々にコンディションを高めていきたい」

背番号は11。FW中央、ウイングの位置でのプレーも期待される。20年にJ1仙台に在籍し、リーグ戦26試合出場で5得点を挙げた。

「個よりも周囲との連係で得点を目指す。(新潟は)いいパサーがそろっているので、いい動きをすればパスを受けることができると思うし、逆に周囲を生かすこともできる。ペナルティーエリア付近のスペースをうまく活用したい」

仙台退団後は母国ポルトガルのファマリカン移籍。21年7月からは同国のラフク・チェンストホヴァでプレーした。新潟からは昨年末にオファーが届いた。「少し休養を取り、来日までは日本でのプレーをイメージしながらランニングをしたり、仲間とサッカーをし、体を動かした」と言う。

チームのFW登録はこれで5人。チームは開幕から5試合で5得点にとどまり、FW陣のゴールは谷口の1点のみ。FW陣最長身のゲデスに得点力アップの期待が懸かる。

「(試合映像を見て)横からも後方からもチャンスは作れている印象。大切なのはイメージの共有。エゴを出すより誰かがゴールを決めればいいと思っている。勝利への貢献が一番」

日本でのプレーは2シーズンぶりになる。「長く、厳しいリーグを勝ち抜き、目標(J1昇格)を達成したい。アシスト、ゴールで勝利に貢献するところをファンに見てもらいたい」と自信ものぞかせた。【小林忠】

<松田2戦連続先発へ>

MF松田は2戦連続での先発出場が濃厚。「ゴール、アシストで連勝に貢献したい」と力を込める。前節甲府戦では前半26分にドリブルからFW谷口の先制ゴールをお膳立てし、初先発で今季チーム初勝利に貢献した。この日の居残り練習ではカットインからの左足シュートを繰り返した。「昨年から取り組んでいる形。ゴールのイメージはできている」。相手の群馬は5試合を終えて1失点と堅守ぶりをみせるが「背後への飛び出しやドリブルでチャンスを作りたい。強気に仕掛ける」。

松橋監督
「(コーチをしていた)横浜で仙台と対戦した時があり、スピードがあってボールが納まるイメージ。特長をここで生かせるよう、しっかりサポートしていきたい」。

寺川強化部長
「明日(群馬戦)から出場は可能だがユニホームがまだできてない(笑い)。徐々に状態を上げてほしい。走れて足元もある。高さがあって横からも行ける。今のチームに合っていると思う」。

●日刊スポーツ

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