[J2]気迫の新潟 今季初白星 ホームで甲府に2-0快勝

新潟日報
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[J2]気迫の新潟 今季初白星 ホームで甲府に2-0快勝

明治安田J2第5節第1日は19日、デンカビッグスワンなどで5試合を行い、アルビレックス新潟は甲府に2-0で勝利。今季初白星を手にした。通算成績は1勝3分け1敗の勝ち点6。

新潟は幸先良く先制し、甲府に快勝した。序盤からボールを支配。前半24分のピンチは相手シュートがバーに当たった。26分、右サイドを崩し、MF松田のクロスをFW谷口が決めた。31分には左サイドからDF堀米のクロスをMF伊藤が合わせて加点した。

後半は一進一退の攻防が続いた。相手のサイド攻撃を防いでカウンターを仕掛ける展開が増えたが得点はできない。ただ、気迫の守備で無失点に抑え、逃げ切った。

新潟の次節は26日午後2時から、デンカビッグスワンで群馬と対戦する。

◆「ここから勢いに乗っていく」

「自分たちで1勝を手繰り寄せようと、強い思いを持って挑むことができた」。松橋監督の言葉通り、選手たちは一丸となって攻守に気迫のこもったプレーを見せ、初勝利をもぎ取った。

昨季全試合先発し、今季も攻撃の要のMF高木は、新型コロナウイルス陽性者の濃厚接触者に認定され、ベンチ外。MFイッペイ・シノヅカら主力級にけが人も多く、台所事情は苦しかった。

ただ、始まってみれば連動したプレス、息の合った連係で相手を押し込んだ。

前半26分、MF伊藤が高い位置でボールを奪い、パスを受けたMF松田が冷静なクロスを送り、FW谷口が決めた。今季初の先制点で波に乗り、5分後には相手プレスを自陣から正確なパスでかわし、伊藤の追加点につなげた。

谷口は「チーム全体でいいイメージを持ってトレーニングからやれている。意識を統一できている部分が出せた」と胸を張る。

キャンプで新型ウイルスの感染が広がり、開幕から1カ月がたった現在も体づくりの練習をこなすなど出遅れている。それだけにチームの完成度が上がっていくのはこれから。加入後初先発した松田は「ここから勢いに乗っていきたい」と力強く語った。

●新潟日報

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