【解析料理】J2新潟、雨天試合に苦戦 劣悪ピッチで持ち味のパスサッカー通じず 

日刊スポーツ
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【解析料理】J2新潟、雨天試合に苦戦 劣悪ピッチで持ち味のパスサッカー通じず

<明治安田生命J2:秋田1-0新潟>◇第4節◇13日◇ソユースタジアム

アルビレックス新潟は「開幕節からの連続未勝利」が4試合となり、クラブのJ2でのワースト記録を更新してしまった。3試合連続ドローで迎えたアウェー・ブラウブリッツ秋田戦に0-1で敗戦。J1では10年に開幕8戦勝ちなしを記録したことはあったが、J2でのこれまでの最悪は01年の3戦。雨が降り、パスがつながらない劣悪なピッチに苦しみ、パス成功率はわずか64%にとどまった。

ボールをつなぐスタイルを明確に志向するようになった20年以降、チームの平均パス成功率は80%を超える。だが、雨天試合は苦戦する傾向が強く、Jリーグの公式記録に「雨」と記された試合で1勝3分け3敗と負け越し。ピッチがゆるかった計7試合で、勝ち点3を挙げたのは昨年4月17日のホーム金沢戦(1-0)だけとなっている。

松橋監督は試合後のインタビューで「(状況は)相手も一緒。自分たちのやりたいサッカーを100%できるとは思っていなかったので割り切りは必要だなと思っていた」と言う。だが秋田は球際で激しく戦い、ボールを奪うと一直線にゴールを目指した。そうした相手に技術で上回り、100%の力を発揮できなければ、勝ち点3は望めない。【石川秀和】

●日刊スポーツ

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