【新潟】MF伊藤涼太郎「絶対決める」移籍初ゴール&今季初白星へ

日刊スポーツ
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【新潟】MF伊藤涼太郎「絶対決める」移籍初ゴール&今季初白星へ

J2アルビレックス新潟のMF伊藤涼太郎(24)が積極的にゴールに迫る。13日のアウェー・ブラウブリッツ秋田戦(午後1時開始)に備え、12日は聖籠町のクラブハウス隣接ピッチで汗を流した。

2シャドーの一角としてフル出場した5日のホーム山口戦では0-1の後半32分にMF本間至恩(21)にスルーパスを通して同点弾を演出。自らもシュート4本を放つなど存在感を示した。今節も中央から強気にドリブルを仕掛け、チームに今季初勝利をもたらす。

「初ゴール、次は絶対に決めます!」。伊藤が力強い言葉を発した。全体練習終了後、居残りでシュート練習を繰り返すことが、ルーティン。この日も鋭いミドルシュートでネットを揺らした。今季は自らに15得点という高い目標を設定している。「チャンスメークだけでなく得点を取れる選手が相手に脅威を与える。90分間、狙い続ける。1点取れば勢いに乗れると思う」とニヤリと笑う。

推進力のあるドリブルと、相手を置き去りにする華麗なターンでパス主体の攻撃にアクセントを加える。相手守備陣のマークが甘くなればペナルティーエリア外からも積極的にシュートを放つ。今季浦和から完全移籍で加入し、開幕から全3試合(先発2試合)で出場を続けるが「ヨシ君(高木)、星君よりいいプレーをしないとポジションは失う。早く結果を出したい」と気を引き締める。

前節ホームでの山口戦(5日)では加入後初のフル出場。攻撃だけでなく、1ボランチの高をサポートするため広範囲を走り、存在感を示した。ただJ1復帰を目指すチームは開幕から3戦連続でドローで未勝利。先制点を奪って優位な展開に持ち込めた試合はまだない。シーズンは始まったばかりだが「決定機を生かさないと上には行けないし、時間帯によってパスの角度、速さ、緩急を工夫しないと」と勝利奪取への改善点を挙げる。

対戦する秋田は今季ホーム開幕戦。新潟とは勝ち点3で並ぶが、前節はアウェーで今季初勝利を挙げ、勢いに乗っている。伊藤は「まずは勝利。周りとの連係はどんどん良くなっている。積極的にゴール前に絡む」と意気込んだ。【小林忠

●日刊スポーツ

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