明治安田J2第3節第1日は5日、デンカビッグスワンなどで5試合を行い、ホーム開幕戦となったアルビレックス新潟は山口と1-1で引き分けた。開幕から3戦連続のドローで、勝ち点は3。

新潟は後半ペースを握り、山口に追い付いた。

序盤は山口が主導権を握った。新潟は守備で後手になり、パスをつながれた。それでも徐々に盛り返し、前半29分、40分とFW矢村がシュートを放った。

後半13分、隙を突かれて先制を許した。敵陣でボールを奪えるようになり、28分のFW谷口の決定機は相手GKに防がれたが、32分、カウンターからMF本間が決めて同点。終盤は押し込んだものの、勝ち越せなかった。

新潟の次節は13日午後1時から、敵地で秋田と対戦する。

◎新潟・松橋監督の話 消極的な感じの入りだった。試合を通して攻撃はショートカウンターが主になるような展開で、決定的なところで決められなかった。ただ、自分たちのスタイルが発揮できない中でも選手は勝利を目指して頑張ってくれた。

◎山口・名塚監督の話 悔しい引き分けだった。相手のセンターバックとアンカーを自由にプレーさせないということに関しては強度が足りなかった。この勝ち点1を次の試合で勝ち点3にする試金石にしたい。