〈J2アルビ〉高木・イッペイ弾も、大宮とドロー 次節ホーム開幕戦は「勝ちきる」【新潟】
サッカー明治安田生命J2リーグ・アルビレックス新潟は26日、アウェーで大宮アルディージャと対戦しました。
アルビは、序盤から大宮の厳しいプレスに苦しみ、ボールを前に運べません。 すると前半7分、高い位置でボールを奪われ右サイドを崩されると、最後はかつてアルビに在籍した河田選手にワンタッチで決められ、先制を許します。
その後、ボールを落ち着かせることができないアルビでしたが、23分に長谷川選手の突破からイッペイシノヅカ選手。しかし、相手キーパーのビッグセーブに阻まれます。
1点を追う後半2分、高木選手のクロスに中央へ走り込んで来た谷口選手でしたが、ここもキーパーの正面。
なかなかゴールを奪えない展開のなか、後半19分でした。クロスボールに飛び込んできた河田選手にまたしても決められ、追加点を献上します。
それでもアルビはここから反撃ののろしを上げます。
失点から4分後、相手マークに耐えながらゴール前までドリブルで仕掛けた本間選手がフリーになっていた高木選手へ。
これを高木選手が冷静に沈め、今シーズンチーム初ゴールで1点を返します。
さらに、その直後、途中出場の伊藤選手からパスを受けた本間選手がやわらかいタッチで浮き球のクロス。これを古巣対戦となったイッペイ選手が頭で合わせ同点とします。
今シーズン初勝利へ、フレッシュな選手が次々と入れ猛攻を仕掛るアルビ。 終盤には途中出場の伊選手藤・矢村選手、さらに試合終了間際には昨シーズン大宮でプレーした松田選手が決定機を得ますが、逆転とはならず打ち合いの末、2-2のドローとなりました。
アルビは3月5日(土)、レノファ山口FCとのホーム開幕戦に臨みます。
【高木善朗 選手】
「本間選手がいい形で運んできてくれて、僕は冷静に流し込むだけだった。ゴールという結果が出せたのは良かった」
【松橋力蔵 監督】
「よく最後、諦めずに頑張ってくれた。ただ、前節同様『それでは足りないと』言い続けないといけない。次節はホームで迎えられるので、サポーターの力も借りて、勝ちきりたいではなく“勝ちきる”」 アルビは3月5日(土)、レノファ山口FCとのホーム開幕戦に臨みます。
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