【Jリーグ公式戦評】明治安田生命J2リーグ 第2節

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互いに攻め続けた“オレンジダービー”は、2-2の引き分け

攻撃的なスタイルがぶつかり合った“オレンジダービー”は2-2の引き分けに終わった。

先手をとったのは、この試合が今季のホーム開幕戦となった大宮。立ち上がりからハイプレスを掛け続け、新潟のビルドアップのリズムを乱していった。そして7分には先制点を奪う。高い位置でボールを奪い、左サイドを突破。オーバーラップしてきた左SB小野 雅史の速くて低いクロスに、今季から背番号10をつける河田 篤秀がニアでうまく合わせ、ネットを揺らした。

そこから新潟にペースを握られ、押し込まれる時間もあったが、守備陣が慌てることなく、劣勢の時間をしのぐと、後半開始から再びペースアップ。64分には左サイドに張っていた柴山 昌也のアーリークロスに、河田が頭から飛び込み、追加点をもたらした。

大宮にとって完全な勝ちゲームの展開となったが、ここから展開が大きく変わる。2点のリードを奪ってからわずか4分後に、本間 至恩の突破から高木 善朗にループシュートを決められる。さらにその3分後には、自陣でボールを失ったところから本間にクロスを上げられ、元大宮のイッペイ シノヅカにヘディングシュートを決められた。

スコアが2-2の振り出しに戻ってからは、新潟が押し気味に試合を進めるが、75分の決定機はGK南 雄太の好セーブに遭い、80分の矢村 健のシュートはポストに直撃し、勝ち越すことはできなかった。

両チームともに90分間攻め合い続けたゲームはこのままタイムアップ。互いに収穫と課題が垣間見えた勝点1となった。

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