フル出場でトップのパス成功率を記録 新潟のリーダーは今季もキックで貢献する
アルビレックス新潟はJ2第1節でベガルタ仙台と対戦し、0-0で試合を終了する。今試合でも最終ラインを支え、仙台攻撃陣を無失点に抑えた千葉和彦が、新潟のディフェンスリーダーとしてJ2での2年目のシーズンに挑む。
松橋力蔵新監督を迎えた新潟で、センターバックで出場した千葉。舞行龍ジェームズとコンビを組み、アンカーでの出場となった高宇洋のサポートをしながら、ポゼッションを高めて攻撃のスイッチを入れる。
今試合ではパス数で両クラブトップとなる「99」を記録し、スタメン出場した選手の中ではトップの成功率「94.9%」と高いスタッツを残す。守備でも相手FWの中山仁斗と赤崎秀平のシュート数を合計2本に抑えるなど決定機を作らせなかった(データはJリーグ公式より)。 名古屋グランパスでは出場機会に恵まれなかった千葉は、昨シーズンから新潟へ復帰する。ポゼッションスタイルの構築を進めるチームで、パス精度や足元の技術が高い新潟で主力として輝きを放つ。最終ラインから効果的なパスを供給してチームに勢いを与える同選手は、新潟で不動のセンターバックとして地位を築いているのだ。
構成/ザ・ワールド編集部
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