【Jリーグ公式戦評】明治安田生命J2リーグ 第1節

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攻める新潟、守る仙台。どちらも決め手を欠き勝点1を分け合う

明治安田J2の今季初戦で、新潟は2人、仙台は7人の新加入選手が先発出場。2022年バージョンの両チームが、ユアテックスタジアム仙台で顔を合わせた。

仙台は開始1分足らずで赤﨑 秀平が中央からゴールに迫ってシュート。新潟も直後にイッペイ シノヅカが左サイドを抜け出し、鋭いクロスでチャンスを作るが、ともに相手GKの冷静な対処でゴールならず。その後は新潟がイッペイ シノヅカのキープを生かすなどして、左サイドを中心にボールを支配して攻める時間が続く。厚い攻撃から20分にCKをもぎ取った新潟は、この流れから藤原 奏哉がシュートを狙うが、仙台にブロックされた。

押されていた仙台も27分、CKからの流れで遠藤 康がクロス。中山 仁斗が頭で合わせたが、これは浮いてしまい小島 亨介にキャッチされた。前半45分のうちに双方の攻撃の流れはあったが、シュートにはなかなか持ち込めずスコアレスで試合は後半へ。

49分に仙台の遠藤が狙ったシュートはDFに当たってゴールできず、50分にロングボールからポストを経た谷口 海斗のシュートはゴール右へ。両チームとも前半よりゴールへの意欲を高めて攻め合うものの、点には結実しない。

交代で流れを引き寄せた新潟は、62分に連続攻撃で仙台ゴールに迫るが、平岡のブロックなどで防がれる。これを乗り切った仙台は、直後にルーキーの大曽根 広汰とフェリペ カルドーゾを投入して押し返そうとした。だが新潟の攻勢は続き67分にはイッペイ シノヅカが強烈なシュート。ここは杉本 大地がビッグセーブを見せた。

終盤は両チームとも交代選手を交えたカウンターでゴールに迫るも、スコアレスドローで終了。攻める新潟、守る仙台という展開が中心だったが、両チームが得た勝点は等しく『1』だった。

[ 文:板垣 晴朗 ]

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