［Ｊ２］突破力のシノヅカと技巧派の伊藤、新加入2人が存在感

新加入のイッペイ・シノヅカと伊藤の両ＭＦが先発出場し、新潟でのデビューを果たした。シノヅカは縦への推進力、伊藤は高い技術で攻撃にアクセントを加えた。

左ウイングに入ったシノヅカは序盤から積極的にドリブル突破を図った。連係からクロスも供給し、「持ち味を出せばチャンスをつくれると思っていた。イメージ通りにできた」と胸を張る。

伊藤はＭＦ高木と並んで攻撃的ＭＦに入り、パスを呼び込んだ。攻撃の組み立てだけでなく、「ゴール前に関わることも言われている」と話すように、シュートも２本放った。

しかし２人とも途中交代し、出来には満足していない。伊藤が「自分がもっといいパフォーマンスができれば勝てた」と悔しさをあらわにすれば、シノヅカも「チャンスはつくれたが、決定機は少なかった」と唇をかんだ。

新型コロナウイルスの影響でチームが本格的に練習を始めてまだ約３週間。コンディションや連係は今後、さらに向上するはず。シノヅカは「最後のパス、シュート精度を突き詰めていきたい」と勝利への貢献を誓った。

●新潟日報

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